知名町の奥山氏が出馬会見 参院選の鹿児島選挙区

2019年06月21日

政治・行政

参院選鹿児島選挙区への立候補を正式表明した奥山雅貴氏=20日、鹿児島市の県庁

参院選鹿児島選挙区への立候補を正式表明した奥山雅貴氏=20日、鹿児島市の県庁

 参院選鹿児島選挙区(改選数1)に立候補の意向を示していた知名町の会社役員、奥山雅貴氏(44)が20日、鹿児島市の県庁で記者会見し、正式に立候補を表明した。離島振興策や消費税減税、憲法改正などを政策に掲げる。

 

 奥山氏は国政選挙、地方選挙を含め、立候補は初めて。政治団体「オリーブの木」の公認を受ける予定で「代表を務める元衆院議員の小林興起氏の理念に共感した。消費税の5%への引き下げや、憲法9条の改正などを訴えたい」と語った。離島政策について「割高な航空、航路運賃や物価高など離島のハンディ解消に取り組みたい」と述べた。

 

 参院選鹿児島選挙区には、自民党現職の尾辻秀久氏(78)、無所属新人で行政書士の合原千尋氏(39)、無所属新人で前霧島市長の前田終止氏(71)も立候補を表明している。他に県内の男性が立候補を模索している。