空き家活用で課題も/体験ツアー、一定の効果―群島UIOターン支援協

2015年10月31日

政治・行政

空き家活用や住宅確保で課題も示されたUIOターン支援協議会=30日、奄美市名瀬の奄美会館

空き家活用や住宅確保で課題も示されたUIOターン支援協議会=30日、奄美市名瀬の奄美会館

 地域外からの移住・定住支援策などを考える奄美群島UIOターン支援協議会(花井恒三会長、事務局・奄美群島広域事務組合)の2015年度第1回会議が30日、奄美市名瀬の奄美会館であった。行政担当者や観光、不動産関係者ら約20人が出席し、移住体験ツアーなどの取り組みについて効果を確認。「空き家バンク」による受け入れ策では奄美市と県宅建協会支部の連携による住居確保など新たな取り組みの一方、空き家所有者の理解が得にくい現状なども示された。
 本年度は①大都市圏での島しょPRイベントやホームページ(HP)による情報発信②移住体験ツアーや滞在プログラムなどの提供③空き家活用など住宅確保に関する各種取り組み―を柱に事業を展開している。