請島PR映像を製作、配信 英語と日本語で魅力伝える

2020年12月28日

政治・行政

請島ブランドフィルム映像第1話の一場面(TARGET HOLDINGS提供)

請島ブランドフィルム映像第1話の一場面(TARGET HOLDINGS提供)

 瀬戸内町のTARGET HOLDINGS社(立石聡明代表取締役社長)はこのほど、アフターコロナ(新型コロナウイルスに対する治療法などの対策がある程度確立された状態)の観光客誘致に備え、英語と日本語で同町請島の魅力を伝える「請島ブランドフィルム」映像を製作し、インターネットやSNS(会員制交流サイト)による配信を始めた。

 

 同社は2018年11月に瀬戸内町と地域活性化連携包括協定を締結し、19年9月には同町に本社を移転。観光素材の発掘や商品開発などに取り組んでいる。今回の映像製作は請島を含む奄美大島周辺離島の認知度・好感度の向上、アフターコロナの観光客増が狙いで、経済産業省のコンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金を活用した。

 

 映像はストーリー仕立ての3部作(各話2~3分)構成。第1話は、旅行中にけんかしてしまった外国人カップルが請島へ向かうフェリーで、日本人夫婦と出会うところから始まる。主題歌「結いの心」は、奄美瀬戸内町観光大使の歌手ORICAさんが歌う。

 

 第1話は既に視聴可能で、第2話は年明け1月上旬、第3話は同月下旬に配信予定。配信URLはhttp://ukejima.jp/brandfilm/