災害時の飲料水提供/瀬戸内町、業者と協定

2016年05月07日

政治・行政

災害時の飲料水提供に関する協定を結んだ(右から)㈱ラ・ムールの平良文仁代表取締役と鎌田愛人町長=6日、瀬戸内町役場

災害時の飲料水提供に関する協定を結んだ(右から)㈱ラ・ムールの平良文仁代表取締役と鎌田愛人町長=6日、瀬戸内町役場

 瀬戸内町は6日、㈱ラ・ムール(平良文仁代表取締役、本社・奄美市名瀬)と災害時の飲料水提供に関する協定を結んだ。地震や風水害などの大規模災害時、町の要請を受けて同社が保有する飲料水を優先的に提供する。災害時の水の迅速な確保、配給が期待される。

 同町が災害時の飲料水提供で協定を結ぶのは初めて。2011年11月の奄美大島南部豪雨では、ミネラルウオーター製造・販売を手掛ける同社から飲料水提供を受けたという。