群島4社、キビ総搬入量37万4千㌧

2016年05月07日

社会・経済 

 奄美群島の大型製糖工場5社の2015―16年期(15年産)の原料サトウキビ搬入がこのほど終了した。総搬入量(速報値含む)は、前期比4万9635㌧(15・3%)増の37万4807㌧。全体的には生育時の台風被害なども少なく、富国製糖(奄美大島)以外の4社で前期を上回った。5社中3社が年内操業にこぎ着け、搬入総量が前期を上回った一方、年明けの長雨でハーベスターがほ場に入れず収穫作業が遅れ、生和糖業(喜界島)以外の4社で製糖日程の延長を余儀なくされた。