国直青壮年団が2連覇 奄美まつり舟こぎ競争

2018年08月05日

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一般の部を制した国直青壮年団

一般の部を制した国直青壮年団

 奄美市名瀬の第55回奄美まつり(同協賛会主催)は4日、名瀬港佐大熊地区で名物の舟こぎ競争があった。一般142、女性・子ども48の計190チームがエントリー。頂点を目指し、熱い戦いを繰り広げた。一般の部は国直青壮年団が2連覇、女子・子どもの部は結miracleが3連覇を飾った。

 

 国直青壮年団は、同青壮年団メンバーと高校生4人で構成。6月から2カ月間毎日練習した。決勝は後半、予選最速タイムを出した瀬戸内町のゴッツ漕友会との一騎打ちとなり、0秒35の僅差で制した。

 

 森信之助監督(25)は「地域を一番盛り上げ、おじいちゃんおばあちゃんたちを元気づけられるのも舟こぎなので、優勝を伝えられることがうれしい。来年も優勝を狙う」と声を弾ませた。

 

 結miracleは結成5年目でメンバーは出身地や職場を問わず友人知人の輪で集った23歳~40代。週6回の練習で息を合わせた。決勝では終盤の横一線から抜け出し、3連覇で王者の風格を見せつけた。

 

 神田あんず主将(27)は「今年はどのチームもタイムが良かったが、負けじといい結果が残せた。新しいメンバーも加わって毎日のように練習に励んできたので本当にうれしい」と笑顔で話した。

女子・子どもの部3連覇の結miracle

女子・子どもの部3連覇の結miracle