徳之島で闘牛サミット記念日本一決定戦
2019年05月05日
地域
徳之島と沖縄県の「全島一」がぶつかり合い、実質的な闘牛日本一を決める「第22回全国闘牛サミット記念日本一決定戦・ミニ軽量級優勝旗争奪戦天城町大会」が4日、天城町の松原闘牛場であった。同町闘牛協会主催。会場には地元ファンや観光客ら約4千人(主催者発表)が詰め掛け、白熱の戦いに沸いた。
サミット開催で全国から訪れる闘牛ファンを楽しませようと、日本一決定戦を企画。徳之島闘牛連合会によると、両地域の王者同士の対戦は、沖縄県うるま市で開かれた2016年3月の大会以来2回目。
取組は全11番。日本一決定戦は徳之島王者の「力道山」と沖縄王者の「有心邁進龍」が対戦し、一進一退の攻防を繰り広げた。対戦時間が20分を超えたところで力道山が疲れの見えた有心邁進龍を一気に攻め立て、22分31秒で勝利を収めた。
ミニ軽量級のタイトル戦は、挑戦者の「戦勝虎丸」がチャンピオンの「極真花形富沢號」を25分26秒で下して新王者に輝いた。三賞は「金子山岩」が殊勲、「戦勝岩力鉄秀」が技能、「戦闘牙狼」が敢闘賞をそれぞれ受賞した。