犠牲者504人の冥福祈る 知名町
2018年11月17日
地域
戦没者を追悼する知名町の2018年度平和の塔献花祭が16日、大山野営場であった。同町遺族会会員や町内の各団体代表ら100人が参列。先の大戦で犠牲となった504人の氏名が刻まれた塔に献花して冥福を祈り、恒久平和への誓いを新たにした。
今井力夫町長が「2度と戦争という過ちを繰り返さないことを決意するとともに、恒久平和の大切さを守り続ける必要がある」と式辞。
町遺族会の村上清会長(78)は「平和の尊さと戦争の愚かさを私たち遺族が率先して語り継いでいかなければならないと、み霊の前で決意を新たにした」などと追悼の言葉を述べた。
献花祭後、護国神社で慰霊祭、町フローラル館で遺族会総会もあった。