闘勢琥珀が新王者に 3千人が熱戦に沸く 徳之島全島一闘牛

2024年01月04日

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全島一優勝旗争奪戦を制し、新王者に輝いた「闘勢琥珀」(右)=3日、伊仙町の徳之島なくさみ館

徳之島で新春恒例の闘牛大会が元日から、徳之島なくさみ館(伊仙町目手久)で連日開催された。3日にあった全島一・ミニ軽量級優勝旗争奪戦(天城町闘牛協会中部・南部支部主催)は全8取組があり、大一番の全島一優勝旗争奪戦は「闘勢琥珀」(平土野)が新王者に輝いた。会場には島内外から3千人以上のファンが詰め掛けて熱戦に沸いた。

 

闘勢琥珀は昨年5月に沖縄県うるま市であった春の全島闘牛大会で元徳之島王者「牛若赤丸ぎのわん號」を下した沖縄王者。昨年徳之島に移籍し、挑戦者としてチャンピオン「黒龍王」と対戦。4分27秒で全島一の座を手にした。

 

ミニ軽量級は23分15秒に及ぶ一進一退の攻防の末に挑戦者の友良牛(古里)が勝利。三賞は「翔柊王」(与名間)が敢闘賞、「壱心嵐」(崎原)が殊勲賞、「林山いとこ会はる次郎」(手々)が技能賞に輝いた。