きょう土用の丑の日

2018年07月20日

地域

土用の丑の日を控え仕込み作業に追われる関係者=19日、奄美市名瀬

土用の丑の日を控え仕込み作業に追われる関係者=19日、奄美市名瀬

 20日は「土用の丑(うし)の日」。真夏日が続く中、栄養をつけて厳しい夏を乗り切ろうとウナギを求める人が多い日でもある。前日の19日、奄美の専門店やスーパーでは仕込みに汗を流す姿が見られた。

 

 奄美市名瀬に店を構える老舗「三昌亭」は500食分、約100㌔のウナギを用意した。店舗外に炭火台も増設。20日は従業員を2人増員し、7人態勢で対応する予定だ。

 

 同店は県本土や宮崎から生きたまま取り寄せた「活鰻」と、魚の臭みを落とす炭火焼きがこだわり。19日はスタッフらがウナギを丁寧にさばいたり、焼き上げたりと忙しそうに立ち回る姿が見られた。店主の松下一人士さん(70)は「この日は年に一度のお祭りのよう。ウナギは焼き立てが一番。気合いを入れてやりたい」と話した。