サンゴ礁研究所 今夏、本格始動へ―喜界島

2015年05月06日

地域

NPO法人理事長の渡邉剛博士と、研究所所長の山崎敦子研究員(左から)

NPO法人理事長の渡邉剛博士と、研究所所長の山崎敦子研究員(左から)

 喜界町の小中学校統廃合で2012年に閉校した旧早町小学校跡地で、一部校舎を活用して県内初のサンゴ礁研究拠点施設の開設準備が進んでいる。北海道大学が町から無償で借り受けて開設し、同大学や地元の関係者で組織するNPO法人が運営を担う。現在、展示物やサンゴを切断する加工機器など機材の搬入が進められており、今後は室内の改装などの作業が本格化。今夏の本格稼働を目指す。

世界各地で収集されたサンゴの化石などの展示物=喜界町

世界各地で収集されたサンゴの化石などの展示物=喜界町