シーズン中の安全祈願 大型連休合わせ海開き 瀬戸内町清水

2025年04月27日

地域

神事を終えて海遊びを楽しむ子どもたち=26日、瀬戸内町の清水海岸

奄美せとうち観光協会(杉岡秋美会長)主催の海開き安全祈願祭が26日、瀬戸内町の清水海岸であった。約30人が参加して神事とビーチクリーンで海を清め、無事故と安全を祈願。シュノーケリングやSUP(スタンドアップパドルサーフィン)の講習もあり、参加者らは水しぶきを上げるなどして海遊びを楽しんでいた。

 

海開きはゴールデンウイーク前の同協会の恒例行事。悪天候の影響で、当初の予定から1週間順延した。同協会の祝隆之副会長は「連休に間に合わせて海開きができて良かった。シーズン中の無事故と安全をお願いした」と話した。

 

海開きとビーチクリーンには海に関する体験、啓発活動を行う海っ子クラブのメンバーも参加した。同クラブリーダーの三島海輝さん(古仁屋高校2年)は「ビニールやプラスチック製のごみが多かったが、予想よりは量が少なかった。島の人たちが地元のきれいな海を大切にしてくれるように今後も清掃に協力したい」と笑顔を見せた。