マルエーフェリー、福祉車両を導入

2017年08月02日

地域

デモンストレーションで車いすのまま福祉車両に乗り込む利用者=1日、鹿児島市の鹿児島新港

デモンストレーションで車いすのまま福祉車両に乗り込む利用者=1日、鹿児島市の鹿児島新港

 奄美航路の定期船を運航するマルエーフェリー㈱(本社奄美市)が福祉車両3台を導入した。船と待合所を結ぶボーディングブリッジ(搭乗橋)がない離島の港でも車いすのまま乗下船できる。同社は「世界自然遺産に登録されれば国内外の利用者が増える。船を敬遠していた客層にも、安心して船旅を楽しんでもらいたい」としている。