世代超え、交流の輪 知名町社会福祉協議会 七夕に願い、歌や手遊びも

2023年07月16日

地域

異世代交流を楽しんだ七夕交流会=7日、知名町(提供写真)

【沖永良部総局】知名町社会福祉協議会の七夕交流会は7日、同社協ホールであった。社協が運営するデイサービス利用者、子育て支援拠点事業所「そら・SORA」利用者など約40人が参加。七夕にちなんだ歌やゲームを通して、乳幼児から高齢者までの異世代交流を楽しんだ。

 

同社協では「小さい子どもと接する機会がない」(デイサービス利用者)、「祖父母が遠くに住んでいてなかなか会えない」(そら・SORA利用者)などの声を受け、年間の各種催事に合わせて交流している。

 

この日は参加者が輪になって座り、自己紹介から始めた。互いに顔を見合わせて名前、年齢、出身地を伝え、七夕の短冊に記入した願い事を発表。続いてデイサービス利用者が普段行っている手遊びをそら・SORA利用の親子らに教え、一緒に楽しんだ。七夕にちなんだ紙人形劇の披露や歌もあった。

 

参加者のほとんどが初対面。最初は緊張した様子だったが、次第に打ち解け、会話や握手などを交わし交流を楽しんでいた。デイサービス利用者の一人は「小さく元気な子どもたちと会えてうれしい」と感想を話していた。