名物ハブに歓声、フィナーレ飾るパレード 奄美まつり

2019年08月06日

地域

縁起物として子どもに人気のハブ隊。暑気払いの水も掛けられ歓声が沸く=4日、奄美市名瀬

縁起物として子どもに人気のハブ隊。暑気払いの水も掛けられ歓声が沸く=4日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の第56回奄美まつり(同協賛会主催)は4日、名瀬中心市街地でパレードが行われた。4日間のフィナーレを飾るイベントには29団体約2千人が参加。約3時間にわたって通り一帯を華やかに練り歩いた。

 

 協賛会会長の朝山毅市長は「令和1年目の楽しい夏の思い出になったことをうれしく思う。最後の時間をともに楽しもう」とあいさつした。パレードは2部構成であり、1部は楽隊、みこしなど11団体が参加した。

 

 トップバッターは名物の市役所ハブ隊。2匹の大ハブが見物の子どもたちを巻き込みながら躍動感たっぷりにとぐろを巻き、会場を盛り上げた。奄美大島阿波踊り奄美連や「島のよさこい」など奄美では珍しい集団パフォーマンスも目を引いた。

 

 続く2部は事業所や学校などの踊り連18団体が出演した。若手唄者の歌う「ムチモレ」「ほこらしゃ節」「六調」に合わせてにぎやかに踊った。