和泊町、250人以上で県内1位 シルバー人材センター会員増加率

2022年07月05日

地域

会員増加率トップで県シルバー人材センター連合会から表彰を受けた和泊町シルバー人材センターの関係者ら=6月28日、鹿児島市(提供写真)

県シルバー人材センター連合会(柿元孝志会長、37団体)の2022年度定時総会が6月28日、鹿児島市内のホテルであり、和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長)が会員数250人以上のシルバー人材センターの中で、会員数増加率1位となり、表彰された。

 

県シルバー人材センター連合会資料によると、会員数増加率は20年度と21年度で比較。和泊町は20年度269人から21年度283人となり、増加率は1・06%でトップ。鹿児島市1・05%、鹿屋市1・04%と続いた。

 

会員数250人未満のシルバー人材センターでは喜界町が増加率1・18で1位となり、同じく表彰された。

 

このほか、21年度事業実績報告によると、和泊町シルバー人材センターは町内の60歳以上高齢者数に対し、入会率が10・3%(県平均入会率2・1%)で最も高かった。

 

平山理事長は「会員の活発な活動がうかがえ、その存在が広く町民に知られており、利用率も高いと認識している。高齢者が生き生きと社会参加する場を創出、提供することは高齢者福祉にもつながる。今後も町づくりに貢献できる組織を目指したい」と話した。