喜んでもらえる料理を

知名町地域おこし協力隊の任命式が２０日、同町知名のおきえらぶフローラルホテルであり、和歌山県出身の吉垣内（よしがいと）清和さん（５２）を任命した。吉垣内さんは今月、同町に転入。同ホテルを運営するおきえらぶフローラル株式会社の料理長も務め、地元食材を生かした特産品開発などを担う。「幅広い年代に喜んでもらえる料理を提供したい」と抱負を語った。

 

吉垣内さんは和食が専門で、調理師歴は３１年。知名町に転入するまで、群馬県の観光地、水上温泉の宿泊施設「水上館」で副料理長を務めていた。

 

水上館の料理長とフローラルホテルの中川陽一支配人（７０）が親交があった縁で、協力隊に応募した。任期は最長３年間。

 

今井力夫町長は「ホテルが食を通したアミューズメント広場にもなっていただきたい。これまで以上においしい料理がいただけるホテルをつくり上げてほしい」と期待した。