大輪の花が夜空彩る 3年ぶり、みなと祭り 瀬戸内町

2022年08月22日

地域

多くの町民でにぎわった瀬戸内町みなと祭りの花火大会=21日、瀬戸内町古仁屋

第42回瀬戸内町みなと祭り(瀬戸内町主催)の花火大会が21日夜、同町の古仁屋港周辺で催された。午後8時から1500発が打ち上げられ、人々は港の岸壁など思い思いの場所から夜空を彩る大輪の花火を楽しんだ。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から海上パレードや舟こぎ競争は中止となったものの、みなと祭りとしては3年ぶりの開催。花火大会は約30分間行われ、町内外から訪れた人々は色鮮やかな光のショーを満喫した。

 

家族や友人と花火大会を楽しんだ古仁屋小4年の保岡琴音さん(10)は「ハイビスカスみたいな花火が心に残っている。夏休みのいい思い出になった」と笑顔。母の茜さん(36)も「イベントが軒並み中止になる中、きれいな花火を見てあしたからも頑張ろうと思えた」と声を弾ませた。