奄美看護福祉専門学校卒業式4学科69人巣立つ

2018年03月06日

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向井校長から卒業証書を受け取る学生ら=5日、奄美看護福祉専門学校

向井校長から卒業証書を受け取る学生ら=5日、奄美看護福祉専門学校

 奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で5日、第21回卒業式があった。スーツやはかま、大島紬に身を包んだ4学科69人が出席。教職員や在校生、家族らに見守られながら慣れ親しんだ校舎に別れを告げ、それぞれの進路に決意を新たにした。

 

 学科別卒業生は看護40人、こども・かいご福祉13人、調理師養成11人、医療秘書5人。県内外の学校への進学や島内外の医療機関や福祉施設などへの就職を予定している。

 

 向井校長は卒業生代表に卒業証書を手渡した後、「皆さんの行く末には希望と同時に困難も待ち構える。困難があってもチャレンジ精神で前に進み、専門職として大成してほしい」とエールを送った。

 

 卒業生を代表して、看護学科の島元明日香さん(29)は「学校で過ごした日々、先生や友人との出会いは一生の財産になる。これからは、それぞれが自分の進む道のプロとして社会に貢献していきたい」と誓った。