島唄、ダンスなど多彩に 3年ぶりあまみっ子フェスタ 親子連れ、観光客でにぎわう 県奄美パーク

2022年05月06日

地域

迫力ある演奏で観客を楽しませた節田小のアマンディー太鼓=5日、県奄美パーク

県奄美パークの恒例イベント「あまみっ子フェスタ」が5日、奄美市笠利町の同パークイベント広場であった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。地元の児童生徒らが島唄やダンスなどを披露したほか、大道芸や手作りおもちゃのプレゼントなどがあり、多くの親子連れや観光客でにぎわった。

 

午前・午後の部に計717人が来場した。ステージは節田小学校の児童で組織するアマンディー太鼓でスタート。島唄やダンス、バンド演奏など、奄美大島の児童生徒らが次々と出演し、日ごろの練習の成果を発揮した。

 

特別ゲストの「ZOOMADANKE(ズーマダンケ)」はけん玉と音楽、ダンスを組み合わせたパフォーマンスで会場を沸かせた。奄美市レクリエーション協会はバルーンアートや新聞紙で作ったかぶとをプレゼントし、子どもたちに人気だった。

 

アマンディー太鼓メンバーで節田小6年生の藤田美唯菜さん(11)は「新型コロナでイベントがなかったので、学校以外で初めて発表した。緊張したけど満足いく演奏ができた」と笑顔で話した。