新一年生に防犯ブザー 経済同志会が寄贈 徳之島3町

2025年04月03日

地域

徳之島経済同志会の吉川清吾会長(右)から防犯ブザー贈呈の目録を受け取る幸田順一郎教育長=2日、伊仙町役場

徳之島経済同志会(吉川清吾会長、会員70人)は2日、徳之島3町の小学校に入学する新一年生に使ってもらおうと、計209個の防犯ブザーを各町に贈呈した。2019年に始まり今年で7回目。伊仙町役場で目録を手渡した吉川会長は「新1年生の登下校時や地域での安心安全な暮らしのために役立ててほしい」と話した。

 

徳之島経済同志会は鹿児島銀行と取引のある島内の事業者で組織される。防犯ブザーの寄贈は同会の社会貢献事業として行われており、今年は徳之島町へ105個、伊仙町へ59個、天城町へ45個贈られた。

 

ブザーは手のひらサイズで、緊急時にピンを引き抜くと大音量のアラームで周囲に危険を知らせるもの。受け取った伊仙町教育委員会の幸田順一郎教育長は「早速、小学生に配りたい」と述べ、感謝した。