日本復帰70年機に 沖高教職員OB会が発足

2023年08月06日

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沖高教職員OB会発足を報告する同会事務局の西村富明さん(右)と皆吉勝也さん=1日、南海日日新聞社沖永良部総局

【沖永良部総局】沖永良部島の県立沖永良部高校に勤務した教職員で構成する沖高教職員OB会が発足した。同校では今年の奄美群島日本復帰70年を機に、同窓会が中心となって「復帰の歌」の歌碑建立が計画されており、同OB会事務局の西村富明さん(75)は「日本復帰70年を機に、同窓会の一員として側面から機運を盛り上げたい」と話した。

 

西村さんと、同じく事務局の皆吉勝也さん(79)が1日、南海日日新聞社沖永良部総局を訪れ、会の発足を報告した。事務局によると、7月27日には知名町のホテルで設立総会・懇親会を開催し、同町の田中和夫さん(91)を初代会長に選出。会員は島内在住の60~90代15人で、復帰運動当時、同校教職員として運動に関わった会員もいるという。

 

田中会長は「沖永良部島の最高学府に勤めたという誇りを持って、母校の発展に貢献したい」と抱負を語った。