県内で過去最多759人感染 新型コロナ、奄美は5市町55人

2022年03月30日

地域

 県と鹿児島市は29日、新たに759人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。感染者数は2月1日の744人を上回り過去最多を更新。県は「3連休や卒業シーズンで人との接触の機会が増えたことが増加の要因と考えられ、オミクロン株BA・2が広がっている可能性もある」とみている。奄美群島在住の感染者は1市4町で計55人だった。

 

奄美関係の新規感染者は、奄美市35人(10歳未満から60代の男女)、龍郷町9人(10歳未満から90歳以上の男女)、瀬戸内町7人(10歳未満から40代の男女)、徳之島町3人(30代と50代の男女)、伊仙町1人(40代女性)。県は奄美市の感染者のうち2人が大島支庁職員と公表した。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市330人、鹿屋市114人、霧島市49人、姶良市32人など。県外は16人だった。また、南さつま市の飲食店と屋久島町の児童施設で新たにクラスター(感染者集団)の発生が認定された。

 

感染者の累計は4万2486人。28日現在、医療機関に165人が入院し、939人が宿泊療養、2505人が自宅待機している。重症者は1人で、酸素投与が必要な中等症者は26人。