群島エコツー、年度内認定目指す

2015年03月26日

地域

全体構想案を確認した奄美群島エコツーリズム推進協議会=25日、奄美市名瀬

全体構想案を確認した奄美群島エコツーリズム推進協議会=25日、奄美市名瀬

 奄美群島エコツーリズム推進協議会(会長・朝山毅奄美群島広域事務組合管理者)の会合が25日、奄美市であった。各島の自然や文化を適正に管理保全しながら観光資源として活用し、持続的な地域振興につなげる奄美群島のエコツーリズム推進全体構想案を確認した。全体構想は2015年度に策定して国に申請し、年度内の認定を目指す。質疑で、「利用と保全の両立」へ向け、エコツーリズム推進体制とガイド認定制度の早期確立を求める意見があった。エコツーリズム推進の仕組みを盛り込む全体構想はエコツーリズム推進法に基づいて策定する。国に認定されると、他の地域のモデルとなる取り組みが認められることで地域のブランド力が高まるといったメリットがある。