JAL会長が表敬訪問 奄美市役所 ふるさとアンバサダーも

2022年04月01日

地域

奄美市役所を表敬訪問した(左から)JALの植木会長と、持木さんら=31日、同

日本航空(JAL)の植木義晴取締役会長が31日、奄美市役所を表敬訪問した。安田壮平市長と面会し、奄美大島・徳之島などの世界自然遺産登録を祝福するとともに、奄美の発展に向けて、JALグループと地元のさらなる連携強化を確認。その懸け橋を担う人材として、4月1日付で奄美地区の「JALふるさとアンバサダー」に就任する同社の持木絹代さん(30)を紹介した。

 

JALでは、現役の客室乗務員を「ふるさとアンバサダー」として全国各地へ配置。地域社会や経済の活性化に向けた応援活動を行っている。来島以来、奄美ファンになったという持木さんは「奄美のために何かしたい」と、今回アンバサダーに立候補。近く奄美大島へ移住し、1年間、さまざまな活動に取り組む。

 

持木さんは「自分の足で各地を回り、人との縁を大切にしながら取り組みたい」と抱負。安田市長は「奄美市をいろんな視点で見て、気付いたことを教えてほしい。一緒に頑張りましょう」と歓迎した。

 

植木会長は「奄美とは、前身の東亜航空の時代から約60年の付き合い。鹿児島と奄美の離島を結ぶ生活路線。さらに経済活性化に必要なパイプラインであり、これを今後も守っていくとともに、私たちも活性化に協力していきたい」と話した。