オリジナル切手セット発売 自然遺産の奄美大島、徳之島題材 日本郵便九州支社

2022年01月25日

社会・経済 

奄美大島、徳之島の固有種が使用されているオリジナルフレーム切手(日本郵便九州支社提供)

日本郵便九州支社(豊田康光支社長)は、昨年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島を題材にしたオリジナルフレーム切手セットを2月1日から販売する。63円切手5枚と台紙1枚、ポストカード2枚のセットで、両島の生き物や植物、風景が鮮やかな色彩で描かれている。限定4800セット。

 

切手はアマミノクロウサギやアマミスミレ、オビトカゲモドキなど、奄美大島と徳之島の固有種、台紙は熱帯魚が泳ぐ海中や夕日が沈む海岸、生物多様性を育む原生林などの風景写真が掲載されている。2種類のポストカードはハブやアマミノクロウサギ、闘牛などをモチーフにしたデザインが使用されている。

 

一部の簡易郵便局を除く鹿児島県と沖縄県の603郵便局窓口で4800セット販売する(一部郵便局は取り寄せ)。2月5日午前0時15分から日本郵便ネットショップでも販売する。価格は1セット1000円(ネットショップ販売は別途郵送料加算)。

 

またフレーム切手セットの販売に先立ち28日から、奄美市の名瀬郵便局で2種類のポストカードの原画が展示される。2月11日まで。