デジタル改革推進へ 与論町 DXフェロー2人委嘱

2022年11月24日

社会・経済 

与論町DXフェローの委嘱を受けた陣内さん(右から2人目)と小出さん(左端)=18日、同町役場

鹿児島県与論町はこのほど、町内のDX(デジタル変革)推進に専門的立場から支援、助言を行う「与論町DXフェロー」に、内閣府のクールジャパン地域プロデューサーを務める陳内裕樹氏と大阪教育大学客員教授の小出泰久氏を委嘱した。

 

委嘱は1日付。18日に町役場町長室で委嘱状を交付した。総合政策を担当する陣内氏は「島の皆さんが幸せになっていくよう、デジタルも活用して新しい仕組みを外部の立場からつくっていきたい」、教育分野を担当する小出氏は「次の未来に向けて国の教育DXを理解してもらい、ICT(情報通信技術)を使った教育に活用できるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 

山元宗町長は「両氏から先進技術に関する助言を受けることで、デジタルの力を活用した島の新しい未来へ向けた取り組みが加速することを期待している」と話した。