トップ選手が直接指導 JALアスリートアカデミーin奄美

2022年11月20日

社会・経済 

北口選手の指導を受け、ジャベリックボールを投げる子どもたち=19日、奄美市の名瀬運動公園陸上競技場

五輪や世界選手権に出場したトップアスリートから直接指導を受ける「JALアスリートアカデミーin奄美」(日本エアコミューター主催)は19日、奄美市の名瀬運動公園陸上競技場であった。午前中は奄美大島や喜界島の小学生109人が参加。JAL(日本航空)所属の陸上選手4人を講師に、スポーツの楽しさや競技上達のこつなどを学んだ。

 

JALアスリート社員が全国各地を巡り、子どもたちにスポーツの楽しさや競技の魅力などを伝える社会貢献活動の一環。奄美大島が最初の開催地となり、走り高跳びの戸邉直人選手(30)、短距離走の土井杏南選手(27)、三段跳びの山本凌雅選手(27)、やり投げの北口榛花選手(24)が講師を務めた。

 

子どもたちは選手の登場に目を輝かせ、間近で行われる各種目のデモンストレーションに驚き、興奮した様子。アカデミーでは低、中、高学年に分かれ、各選手から運動の基礎となる「走る」「跳ぶ」「投げる」の動作を教わった。

 

参加した阿木名小5年の山口那菜さん(10)は「選手たちは背が高くて迫力がすごかった。バレーボールをしているので、ジャンプしたり走ったり、素早く動いたり、教えてもらったことを生かしていきたい。競技がもっと楽しくなりそう」と笑顔で話した。

 

午後からは中学生の部があり、45人が指導を受けた。最終日の20日は高校生や社会人、指導者ら約30人が参加を予定している。