プレミアム商品券で消費喚起へ 徳之島町商工会

2019年10月02日

社会・経済 

プレミアム付き商品券を購入する町民ら=1日、徳之島町亀津

プレミアム付き商品券を購入する町民ら=1日、徳之島町亀津

 徳之島町商工会(吉川清吾会長)は1日から、プレミアム付き商品券の販売を始めた。初日の販売会場となった同町文化会館では販売前から行列ができ、多くの人でにぎわった。

 

 商品券1枚で千円分。1セット12枚つづりが1万500円で購入できるため、1セット当たり1500円分のプレミアムが付く。購入上限は1世帯で6セット。今回は2日に同町花徳の前川生活館で販売する600セットを含め、計2300セットを用意する。同商工会の加盟店など町内290店舗で来年1月末まで利用できる。

 

 プレミアム付き商品券は例年11月に販売してきたが、今年は1日から消費税率が10%に引き上げられたため同日に前倒しした。吉川会長は「消費税率が10%となり、消費者の買い控えが懸念される。プレミアム商品券で購買意欲を喚起して、予想される消費落ち込みの緩和につなげたい」としている。

 

 2日の販売を終え在庫が出た場合は、3日以降に同商工会で販売する。