売上金の一部を被災地へ 「月市」、バザーにぎわう 与論町生活研究グループ

2024年02月20日

社会・経済 

多くの町民でにぎわった与論町生活研究グループの月市=17日、与論町

与論町生活研究グループは17日、同町茶花の農産物直売所「まごころ市場」で恒例の「月市」を開催した。新鮮な野菜や総菜、草木染の小物などを販売し、多くの町民でにぎわった。

 

野菜はダイコンやニンジン、ニガウリ、総菜は炊き込みご飯、パパイアの漬物などが並んだ。与論島で育った黒毛和牛を使ったカレースープの販売や、岡山県で自然食の宿泊施設を運営する船越耕太さんが手掛けた、島産食材アカヤマン(ヤマイモの一種)を使った揚げ物の試食コーナーもあった。

 

月市に合わせて今回はバザーも開催し、古着や日用品を販売。バザーの売上金全額と月市の売上金10%は能登半島地震被災地への義援金とする予定で、白尾美代子代表は「今回の月市は被災地への募金をメインに会員で協力して行った。にぎわって良かった」と話した。