大抽選会、列できる盛況 オープニングイベントでライブも なぜまち商店街 歳末大売り出し 奄美市

2023年12月17日

社会・経済 

抽選器を回す買い物客ら=16日、奄美市名瀬

年の瀬を迎え、奄美群島の各地でも歳末商戦が本格化している。奄美市通り会連合会主催の「なぜまち商店街 歳末大売り出し」は16日、同市名瀬の中心商店街で、恒例の「大抽選会」を開始。新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行してから最初の年末ということもあってか、初日は正午の抽選開始から列ができる盛況ぶり。オープニングイベントもあり、商店街は多くの人でにぎわった。抽選は24日まで。

 

今年の特賞は人気ゲーム「任天堂Switch」、腕時計型ウェアラブルコンピュータ「Apple Watch」、折りたたみ自転車、1等は電気グリル鍋、黒毛和牛詰め合わせなど。3等は加盟各店が多彩な商品を用意した。

 

中央通りアーケードの特設会場ではオープニングイベントとして商店街ライブがあり、名瀬小学校吹奏楽部の演奏や泉清次さんの歌謡ショーなどで盛り上がった。

 

大抽選会は開始5分で1等が当たるなど出だしは好調。祖母と共に約20回抽選に臨んだ名瀬小2年の安田衣寿(いすず)さん(7)は「楽しかったけど、抽選器をいっぱい回して疲れた」と話した。

 

通り会連合会の森幸一郎会長(58)は「歳末の風物詩として、お客さまへの感謝を込めて実施しているイベント。加盟店舗とお客さまとの交流、出会いも兼ねて、24日までにぎやかにやっていきたい」と意気込んだ。

 

抽選は、同連合会の加盟店69店舗で買い物500円ごとにもらえる抽選補助シール5枚で1回できる。または奄美市のプレミアム商品券「ほーらしゃ券」の表紙2枚で1回できる。

抽選会場は中央通りアーケードの「お茶の堀口園」向かい(旧オオギヤ)。抽選時間は正午から午後6時。

大抽選会のオープニングイベントとして開かれた商店街ライブ=16日、奄美市名瀬