奄美の特産品もPR 鹿児島市でふるさと物産展 22日まで

2023年08月18日

社会・経済 

奄美からも出店があった鹿児島ふるさと物産展=17日、鹿児島市

県内の特産品が一堂に集う「鹿児島ふるさと物産展」(県、県特産品協会主催)が17日、鹿児島市の山形屋で始まった。14回目の今回は奄美群島日本復帰70周年を記念した奄美特集も企画し、大島紬をはじめとする伝統工芸品や食文化など島々の魅力を発信している。22日まで。

 

ふるさと物産展は、県内の人・モノ・情報の交流促進や県産品の振興を図るのが目的。今回は今年1月に決まった県の新たなキャッチコピー「南の宝箱 鹿児島」のテーマの下、奄美の7社を含む71社(工芸品16社、食品55社)が出店し、取扱商品は計約2千品目。特設会場は初日から多くの買い物客でにぎわった。

 

鹿児島市から訪れた女性(49)は「初めて見る商品もあり、どれを買おうか迷った。友達も連れてまた来たい」と話していた。

 

与論町から出店した「よろん島きび酢本舗」のスタッフ中間幸子さん(42)は「コロナが落ち着いて今年の物産展にはお客さんがより多く訪れているように感じる。試飲などを通して与論島のキビ酢をたくさんの人に知ってほしい」と語った。