奄美は5市町52人 新型コロナ

2022年04月02日

社会・経済 

県と鹿児島市は1日、新たに745人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は1市4町で計52人だった。また、屋久島町の高齢者施設と指宿市の会食、部活動で計3件のクラスター(感染者集団)発生が認定された。

 

奄美在住の新規感染者は奄美市38人(10歳未満から90歳以上の男女)、龍郷町8人(10歳未満から90歳以上の男女)、瀬戸内町3人(10代から30代の男性)、徳之島町2人(10歳未満女児と30代女性)、伊仙町1人(40代女性)。龍郷町の高齢者施設で発生したクラスター関連の感染者は2人増えて計17人となった。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市327人、鹿屋市90人、霧島市48人、姶良市32人など。県外は5人だった。

 

また、県は県環境保健センターによるゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型でより感染力が強いとされる「BA・2」の感染が新たに42例確定したと発表。累計で69例となった。変異株スクリーニング検査(3月25~31日)では、オミクロン株の可能性があると判明した398件のうち、BA・2疑いが123件(30・9%)だった。

 

感染者の累計は4万4696人。3月31日現在、医療機関に160人が入院し、1139人が宿泊療養、3473人が自宅待機中。重症者は1人で、酸素投与が必要な中等症者は17人。