奄美は７市町村５０人　新型コロナ、全体は６７７人

県と鹿児島市は８日、新たに６７７人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は１市５町１村で計５０人だった。　奄美在住の新規感染者は奄美市３５人（１０歳未満から７０代の男女）、龍郷町５人（１０歳未満から５０代の男女）、瀬戸内町４人（１０歳未満から３０代の男女）、伊仙町３人（１０歳未満から４０代の男性）、宇検村１人（３０代女性）、和泊町１人（５０代男性）、知名町１人（５０代男性）。

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市３６４人、鹿屋市５０人、霧島市４６人、姶良市４１人など。県外は４人だった。姶良市で新たに医療機関でのクラスター（感染者集団）発生が認定された。

また、県は県環境保健センターによるゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型でより感染力が強いとされる「ＢＡ・２」の感染が新たに２８例確定したと発表。累計で９７例となった。変異株スクリーニング検査（１～７日）では、オミクロン株の可能性があると判明した４７６件のうち、ＢＡ・２疑いが２２３件（４６・８％）だった。

感染者の累計は４万９３６９人。７日現在、医療機関に１７７人が入院し、１０３４人が宿泊療養、４６７９人が自宅待機中。重症者はおらず、酸素投与が必要な中等症者は１８人。