感染の波 止まらず 奄美最多425人、県3967人 新型コロナ

2022年08月14日

社会・経済 

 県が13日に発表した新型コロナウイルス感染状況によると、奄美群島在住の新規感染者は全12市町村で計425人と過去最多を更新した(10歳未満から90歳以上の男女)。県全体では10日の3988人に次いで、過去2番目に多い3967人の新規感染を確認。旧盆から月遅れ盆へと人の移動が活発な盆休みが続く中、奄美や県内全域とも、依然、予断を許さない状況だ。

 

奄美在住の新規感染者は、奄美市173人、知名町43人、徳之島町42人、龍郷町41人、和泊町30人、喜界町26人、伊仙町23人、天城町21人、瀬戸内町14人、与論町8人、大和村3人、宇検村1人。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市1729人、鹿屋市365人、霧島市162人など。県外は55人だった。

 

県内の新規感染者を年代別に見ると、40代が617人で最も多く、次いで10歳未満が608人、30代が593人、50代439人、10代432人、60代416人、20代389人、70代241人、80代154人、90歳以上78人。

 

感染者の累計は19万565人。12日現在、医療機関に920人が入院し、1381人が宿泊療養、2万6369人が自宅待機など。重症者は5人で、酸素投与が必要な中等症者は113人。また県は13日、感染者9人の死亡を発表し、死者の累計は293人となった。