特産の葉タバコ収穫ラストスパート 沖永良部島

2019年06月18日

社会・経済 

収穫シーズンの終盤を迎え、作業を急ぐ葉タバコ農家=15日、知名町正名

収穫シーズンの終盤を迎え、作業を急ぐ葉タバコ農家=15日、知名町正名

 沖永良部島で特産の葉タバコの収穫作業が終盤を迎えている。6月に入り雨の日が多いものの、産地の知名町では天候にかかわらず畑に入り、葉の摘み取りに追われる農家の姿が見られる。

 

 15日は久しぶりに晴れ間が広がり、農家は「ラストスパート」とばかりに急ピッチで収穫作業を急いだ。

 

 同町正名のほ場で、家族3人で作業をしていた武元竹夫さん(37)は「2週間前から疫病が出始めているので、少しでも早く収穫を終わらせたい」と額の汗を拭った。

 

 知名町葉たばこ振興会によると、葉タバコは同町のみ26戸で栽培。今期は単収225㌔、総売上額2億5600万円の達成を掲げている。