環境と成長の両立探る

2014年12月23日

社会・経済 

島内外の研究者や実践者から報告や提言があったシンポジウム=22日、知名町フローラル館

島内外の研究者や実践者から報告や提言があったシンポジウム=22日、知名町フローラル館

 第5回沖永良部シンポジウム「環境と成長の両立を地方から考える」(同実行委員会主催)は22日、知名町フローラル館で始まった。急激な劣化が進む地球環境の中で、深刻化する人口減少や少子高齢化問題。その答えを見つけるため、2日間にわたって何を考え、次世代へ伝えなければならないかを探る。初日は基調講演、パネルディスカッションなどがあり、島内外の研究者や実践者がさまざまな視点から島の失ってはならない価値を見直し、心豊かに暮らす新しい暮らしのかたちを提言した。会場には約150人が来場し、熱心に耳を傾けた。