県民所得243万円

2014年06月27日

社会・経済 

県民経済 【鹿児島総局】内閣府の経済社会総合研究所が25日公表した2011年度県民経済計算における全国状況によると、鹿児島県の1人当たり県民所得は243万1千円で、09、10両年度の全国36位から三つ順位を上げて、国が統計を開始した1955年度以降では最高位の33位となった。
 11年度の1人当たり県民所得は前年度比1万6千円(0・7%)の増。07年度の244万5千円(全国38位)に次いで2番目に高かった。1人当たり国民所得(271万5千円)との格差は89・5%となり、前年度より1・7縮小した。
 県の10年度の全国順位は、昨年5月の公表時には推計値で37位だったが、13年前までさかのぼって計数を改訂したため順位が一つ上がった。