福岡で瀬戸内町の魅力PR 博多駅でマルシェ開催 パッションフルーツが人気 

2023年07月12日

社会・経済 

博多駅構内で開かれた瀬戸内町マルシェ=8日、福岡市(提供写真

特産品などの販路開拓を目的とした「瀬戸内町マルシェ」が8、9の両日、福岡県博多駅構内の博多エキナカ・マイング広場であった。黒糖やフルーツジュースなどのほか、旬のパッションフルーツも並び、町の魅力をアピールした。

 

福岡市は奄美大島と直行便で結ばれた150万人都市。アジア各地へのアクセスも良く、九州の玄関口として奄美への誘客が期待される。マルシェは瀬戸内町商工会と鹿児島県福岡事務所主催で、町内の農家など3事業者と委託の6事業者が参加した。

 

会場には黒糖を使った菓子や特産フルーツのジュース、ゼリーなどのほか、ゲットウやグアバのハーブティー、加計呂麻島で作られるキビ酢、リュウキュウイノシシや島豚を使ったレトルトカレーなど、幅広いラインナップの商品がそろった。

 

瀬戸内町が特産品として力を入れるパッションフルーツは試食品が振る舞われ、人気を集めた。町商工会の西宏平さん(39)は「パッションフルーツを食べたことのない人も多い中、好感触だった。製造に手間のかかるもち糖も評判が良かった」と話した。