群島の肉用牛2万8637頭

2016年04月04日

社会・経済 

1戸当たりの頭数増が続く中、飼養や生産へ農家の負担削減が求められる肉用牛。写真は2016年1月の子牛競り市=奄美市笠利町

1戸当たりの頭数増が続く中、飼養や生産へ農家の負担削減が求められる肉用牛。写真は2016年1月の子牛競り市=奄美市笠利町

 県大島支庁が発行した「奄美群島の概況」(2015年度版)によると、群島内の肉用牛飼養頭数は2014年1月1日現在2万8637頭(うち雌1万8592頭)となっている。1987年以降、増加が続いていたが、2010年の3万2587頭をピークに減少に転じ、13年には3万頭を割り込んだ。一方、飼養戸数は1969年から減少が続いており、2014年は前年比100戸減の1747戸。1戸当たりの飼養頭数は69年の2・1頭から14年は16・4頭に増え、農家の専業化が進んでいる。

島別肉用牛飼養状況

島別肉用牛飼養状況