自然遺産の魅力捉えた５０点　初めての個展、龍郷町で開催　吉行さん写真展

写真家の吉行秀和さん（６３）＝奄美市名瀬＝の写真展が、龍郷町りゅうゆう館で開かれている。同町での個展は初めて。奄美の島々の魅力を撮影した写真約５０点が展示され、利用者を楽しませている。２０日まで。

 

展示作品は奄美大島や喜界島などで撮影した海岸や街の風景、動植物、星空など。入り口付近には昨年から今年にかけて龍郷町内で撮影した作品のコーナーを設けており、龍郷湾内の半島が水面に反射し、まるで雲を突き破る「登り龍」のように見える写真など、普段では見ることができない作品が並ぶ。

 

このほか、吉行さんが指導する中高生２人のユニット「チームドラゴン」が撮影した作品も展示されている。

 

吉行さんは「普段の見慣れた風景とは異なる場面を捉えた写真ばかりなので、鑑賞して楽しんでほしい」と話した。

 

同館は月曜休館。開館時間は午前９時～午後１０時。