舞台や展示で日頃の成果披露 生涯学習フェア・文化祭 与論町

2022年12月04日

社会・経済 

7演目が披露された与論町文化祭の舞台発表=11月27日、町砂美地来館

与論町の第15回生涯学習フェア・第39回文化祭(町・町文化協会・町教育委員会主催)は11月27日、町砂美地来館であった。3年ぶりの開催。各種表彰や舞台・展示発表があり、町民がこれまでの成果を披露した。

 

テーマは「思いどぅ島の力~あなたの思いが力になる」。生涯学習フェアでは表彰の後、「第16回でっかい夢語り大会」を開催。小中学生8人が登壇し、自身の夢を発表した。審査には来場者もスマホを使って参加し、最優秀賞には小学生の部で橋本蘭さん(那間小5年)、中学生の部で沖寧音さん(与論中3年)が輝いた。

 

文化祭の舞台発表では、エイサー、コーラスなど7演目が披露され来場者を楽しませた。9月に沖縄で行われた琉球古典舞踊コンクールの舞踊新人賞に合格した高校生3人による琉球舞踊「かせかけ」の披露もあった。展示部門には書道や写真、芭蕉布の織物など児童生徒や一般の作品が並んだ。

 

絵本作家よしながこうたくさん(福岡県)による読み聞かせ・ライブペイントもあり、盛り上がった。

 

被表彰者は次の通り。(敬称略)

▽大島地区社会教育功労者表彰 富敏紀▽与論町文化協会感謝状 竹下ミヨ子▽奄美群島文化財保護対策連絡協議会感謝状 菊秀史、大田榮一▽奄美群島PTA連絡協議会表彰 牧房男