過去最多の974人 奄美9市町で57人 県内コロナ

2022年04月27日

社会・経済 

【鹿児島総局】県と鹿児島市は26日、新たに974人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。新規感染者数は24日の883人を上回り過去最多を更新。奄美群島在住の感染者は1市8町で計57人だった。

 

奄美在住の新規感染者は、奄美市38人(10歳未満から80代の男女)、龍郷町5人(10歳未満から60代の男女)、徳之島町5人(10歳未満から50代の男女)、和泊町3人(10歳未満から50代の男女)、天城町2人(40代の男女)、瀬戸内町1人(40代男性)、喜界町1人(10代女性)、知名町1人(70代男性)、与論町1人(60代女性)。和泊町の高齢者施設で発生したクラスター(感染者集団)関連は1人増えて累計34人となった。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市571人、霧島市52人、鹿屋市43人、いちき串木野市37人など。県外は4人だった。また、霧島市と姶良市の部活動で新たにクラスター発生が認定された。

 

感染者の累計は6万1756人。25日現在、医療機関に237人が入院し、1018人が宿泊療養、4306人が自宅待機している。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は36人。また県は26日、感染者1人が死亡したと発表し、死者の累計は178人となった。