鹿児島の食の魅力PR 中央駅などに「6次化じはんき」

2022年05月04日

社会・経済 

奄美の4点を含む県内各地の加工商品を販売する「6次化じはんき」=2日、鹿児島市の鹿児島中央駅前

県は2日までに、県内の事業者が開発した加工商品を販売する自動販売機「6次化じはんき」を、鹿児島市の鹿児島中央駅前と霧島市の鹿児島空港内に設置した。奄美からの商品を含む計33点を販売。来年2月末まで設置し、広く鹿児島の食の魅力をPRする。

 

新型コロナウイルス禍で対面販売の機会が減る中、県内各地の地場産農水産物などを使った加工品を多くの消費者に知ってもらおうと、県かごしまの食ブランド推進室が昨年の11月に続いて企画した。

 

奄美関係の販売商品は、奄美大島と徳之島の事業所が開発したマンゴーを使ったフルーツソースやパッションフルーツのジュース、パパイア入りのカレー、漬物の4点。県によると、自販機設置期間には定期的な商品の入れ替えや、県内の学生が開発した商品の販売も計画している。

 

2日に鹿児島中央駅を訪れた男性(38)=熊本市=は、「珍しい商品が多く、見ていて面白い。奄美の商品もぜひ味わってみたい」と話していた。