B型肝炎訴訟で奄美の男性が和解

2014年07月16日

社会・経済 

 

 【鹿児島総局】集団予防接種で注射器の使い回しを放置した国の責任が問われたB型肝炎訴訟で、鹿児島県内の原告5人の和解が15日、鹿児島地裁(鎌野真敬裁判長)で成立した。うち1人は奄美大島在住の50代男性で、奄美群島の原告として3人目の和解。弁論手続きで男性は意見陳述し、「奄美には同じように感染した患者がいる。動けば救われる可能性があることを理解して」と呼び掛けた。