奄美高野球部、NHK旗5年ぶり出場

2019年04月24日

スポーツ

NHK旗争奪鹿児島県選抜大会に5年ぶりに出場する奄美高の部員=18日、奄美市名瀬

NHK旗争奪鹿児島県選抜大会に5年ぶりに出場する奄美高の部員=18日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の県立奄美高校野球部(下池大哉部長兼監督)が第61NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会(5月25日開幕)に出場する。夏の甲子園県予選の行方を占う重要な大会で同校の出場は2014年の第56回大会以来5年ぶり2回目。「みんなが主将」を合言葉にチーム一丸となって上位進出を目指す。

 

 同校は昨秋の九州地区高校野球大会県予選では2回戦で敗退したものの、今春の同予選は4回戦まで勝ち上がり16強入り。16日にあった選考会で奄美勢として大島とともにNHK旗出場校に選抜された。

 

 奄美はマネジャー3人を含め部員22人。4月から監督も兼務する下池部長の下、練習も効率的な内容に見直し、改善点があれば、部員たちが自ら考え動く。気になった点はノートに記入し、後日、監督がアドバイスを書き込んで本人に渡すなど、部員の意識改革とともに練習の質も高まっている。

 

 中濵俊輔主将(17)=3年=は「最初は戸惑いもあったけど、今は部員の連携もうまく取れ、互いにアドバイスするなど雰囲気もいい。NHK旗では優勝を」と意欲をみせている。