愛工大名電が徳之島入り 夏の甲子園目指して合宿

2020年02月23日

スポーツ

 

3年連続で春季キャンプのため来島した愛工大名電野球部の選手ら=22日、天城町の徳之島空港

3年連続で春季キャンプのため来島した愛工大名電野球部の選手ら=22日、天城町の徳之島空港

 愛知工業大学名電高校硬式野球部(愛知県)の選手、スタッフ38人は22日、春季キャンプのため徳之島入りした。天城町の徳之島空港では地元関係者が一行を歓迎。同校は2年ぶりの夏の全国高校野球選手権大会出場へ向け、26日まで徳之島町健康の森総合運動公園などで練習に励む。

 

 愛工大名電野球部は元メジャーリーグのイチローさんをはじめ、多くのプロ野球選手を輩出する高校野球界の名門。2005年の選抜高校野球大会で初優勝している。徳之島合宿は18年に始まり、今回が3回目。

 

 歓迎セレモニーでは徳之島町の幸野善治副町長が「徳之島での合宿の成果が、今夏の甲子園出場につながることを期待している」とあいさつ。地元側から選手へバレイショやタンカン、シークニンジュースなどの特産品が贈られた。

 

 同部2年の大石歩主将は「徳之島での合宿は技術向上だけでなく、普段と違う環境で生活することによってチーム力向上にもつながる。充実した5日間を過ごし、チームとして個人として一回り成長して愛知に戻りたい」と抱負を述べた。