感動振り返るメモリアル展 かごしま国体・大会 県庁で26日まで

2024年01月16日

スポーツ

県庁2階で始まった「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」のメモリアル展=15日、鹿児島市

昨年10月に鹿児島県を舞台に開催された「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会(特別国民体育大会・特別全国障害者スポーツ大会)」を振り返るメモリアル展が15日、鹿児島市の県庁で始まった。炬火(きょか)トーチや大会用メダルなど約80点を展示している。26日まで。

 

両大会は新型コロナウイルスの影響で3年延期されたことから、「コロナ禍からの再生と飛躍」を象徴する特別大会として開かれた。また、奄美が米軍統治下から日本に復帰して70年の節目を迎えたことから、群島内で開催された国体競技には「奄美群島日本復帰70周年記念」の冠称が付いた。

 

メモリアル展は県庁2階県民ホールに特設スペースを設け、両大会の開会式などで出演者が着用した衣装や選手に贈られた賞状、大会のPR資材といった展示品を紹介している。県庁18階展望スペースでは、南日本新聞社の協力で写真パネル展も開かれている。

 

15日はオープニングイベントがあり、塩田康一知事は「観客の大声援の中で選手の皆さんが生き生きとプレーし、夢と感動、希望を与えた素晴らしい大会になった。ぜひ多くの方に来場していただき、両大会の感動を思い出してもらいたい」と述べた。