歓迎、ベイスターズ シマッチュの思い力に 奄美市で春季キャンプ

2023年02月02日

スポーツ

特産品などの贈呈があった横浜DeNAベイスターズの歓迎セレモニー=1日、奄美市名瀬運動公園市民球場

プロ野球横浜DeNAベイスターズの春季キャンプが1日、奄美市の名瀬運動公園で始まった。初日は市民球場で歓迎セレモニーがあり、横浜DeNAベイスターズ奄美市協賛会会長の安田壮平奄美市長が「奄美の気候、施設環境、シマッチュの熱い思いが、チームにとって今シーズンの大きな力になると信じ、全力で応援したい」と激励した。

 

奄美大島でキャンプを行うB班は選手34人とコーチ、スタッフ40人の総勢74人で、1月31日に奄美入り。若手選手が中心だが、来月開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれた今永昇太投手、鹿屋市出身の大和選手ら主力メンバーも加わり調整を行う。

 

初日は午前10時から歓迎セレモニーがあり、選手らには宿泊する施設から花束、奄美市から近大本マグロ25キロ、鹿児島県から黒牛20キロ、カンパチ3尾が贈られた。

 

仁志敏久ファーム監督は「奄美で鍛えた選手たちが今年、期待に応えて活躍してくれると思うので、ぜひ応援してください」とあいさつした。

 

セレモニー後、全体でウオーミングアップを行った選手たちは、野手と投手に分かれ、打撃や走塁、ピッチング、守備練習などで終日汗を流した。

 

運動公園には平日にもかかわらず、プロ選手の練習を一目見ようと市民が訪れていたほか、東京や横浜から駆け付けたファンの姿も見られた。

 

キャンプは24日まで。休養日は5、9、14、18、22日。11日には島内の小中学生を対象にした野球教室を予定している。