真夏日に鉄人ら熱戦

2014年06月30日

スポーツ

一斉に水しぶきを上げてスタートを切る選手ら=29日、天城町ヨナマビーチ

一斉に水しぶきを上げてスタートを切る選手ら=29日、天城町ヨナマビーチ

 【徳之島総局】第27回「トライアスロンin徳之島」(同大会実行委員会主催)は29日、徳之島を1周する計98㌔のコースであった。リレー73組、駅伝14組を含め国内外から過去最多の711人が出場。総合部門は池隆礼(22)=沖縄県=が4時間41秒で初の栄冠を手にした。女子は柴田彩香(22)=同=が初優勝。奄美勢のトップは岸田賢吾(34)=奄美市=で、総合29位に入った。
 競技は午前8時、天城町のヨナマビーチのスイム2㌔でスタート。続くバイクは徳之島、伊仙両町の海沿いを駆け抜ける75㌔、最終のランは天城町総合運動公園を発着点とする21㌔のコースに挑んだ。

総合優勝の池隆礼

総合優勝の池隆礼

女子の部優勝の柴田彩香

女子の部優勝の柴田彩香

 スタート時の気温は26・9度。序盤は時折小雨がぱらつく曇り空が続いたが、天気は中盤以降に一転、強い日差しが照り付け、最高気温は30度に達した。過酷な鉄人レースに挑む選手らに、沿道では住民らが太鼓を打ち鳴らして声援を送った。